DV離婚体験談:配偶者の暴力から逃れるために離婚したい場合には

暴力的な人間を矯正することはできないかも知れない

私が去年まで夫婦として暮らしていた男性は、口よりも先に手が出るタイプの人でした。
どうやら彼の親がそういう人だったようなのですが、人間は自分がされたようにしか他の人に接することができないのかもしれません。
私が結婚していた男性も、自分が暴力的な人間であることを自覚していましたし、何とかして暴力を振るわない人間になろうと努力をしていました。
その努力する姿に惹かれて結婚したのですが、私がそばについていれば彼を生まれ変わらせることができるという驕りのような気持ちがあったかもしれません。
でも、現実はそんなに甘いものではなく、私には彼の暴力を封じ込める力などありませんでした。
結果的に離婚するハメになってしまったのですから、私は彼を余計に苦しめてしまっただけなのかもしれません。

一時的に暴力が収まっていても、習慣は復活する

 彼と結婚したばかりの頃は、多少なりとも暴力が収まっていました。
でも、私との生活に慣れるにしたがって、暴力的な衝動が彼の中にムクムクと湧き起こってきたようです。
最初のうちは殴られてもじっと耐えていましたが、顔の形が変わってしまうほど殴られた時にものすごい恐怖感を覚え、離婚したいと思いました。
途中で投げ出してしまうくらいなら最初から結婚しなければよかったのですが、その時は殺されてしまいそうな恐怖を感じました。

DVの場合、離婚を切り出すだけで殺される可能性がある

 彼に直接離婚したいなどと言えば、本当に殺されるまで殴られてしまいそうだったので、私は自治体の相談窓口へ行って、DV被害者用のシェルターへ避難させてもらいました。
友達の家や実家に身を寄せると、関係ない人まで暴力の被害に遭ってしまうおそれがありましたので、そんなことはできませんでした。
幸い、親切なスタッフが適切な対応を取ってくれたおかげで、その後無事に離婚することができました。
私のように配偶者の暴力から逃れるために離婚したいと思っている人は、まず確実に身の安全を確保できる状況を整えてから行動を起こすようにした方がよいと思います。